2023年10月19日
葬儀・終活コラム
仏式の葬儀のお香典の表書きについて
ご葬儀の際に表書きをどうすればいいのか迷われた経験がある方もおられることでしょう。
御仏前、御霊前、御香料…仏式のご葬儀の表書きには複数の書き方があります。
この中で注意が必要なのは「御仏前」です。
御仏前は四十九日法要以降の法要やお彼岸、お盆などの際に用います。ですが浄土真宗だけは葬儀の時から「御仏前」です。
これは浄土真宗が死後すぐに極楽往生をして仏になると考えている為です。他の宗派では四十九日を経過してから仏になると考えている為に、葬儀の際には御霊前を用います。
ちなみに御霊前は、仏教以外の神道やキリスト教の葬儀の際でも使用できます。
先に挙げた中で御香料は全ての宗派に対応できます。
参列するご葬儀の宗派が分からない場合は御香料を用いるのが良いでしょう。
尚、私共の会館をご利用のご当家様の宗派を確認したい場合はお電話を頂ければお答えさせて頂きます。
この記事を書いた人
司会片岡隼